MacBookのAppleCare+は必要か、保証内容と料金
MacのAppleCare+は、Appleの1年間のハードウェア製品限定保証に加えて、過失や事故による損傷に対する修理(利用回数の制限なし)、バッテリーの交換、優先サポートを受けられるプランです。Appleの日本のページでは、MacBook Neoの月払い880円から、PROLED XDRディスプレイ搭載16インチMacBook Proの月払い3,180円まで並んでいます。ここに載せた数字は、2026年10月30日時点のAppleの日本のAppleCare+のページのものです。
要点
MacのAppleCare+は、過失や事故による損傷に対する修理を回数の制限なく受けられ(1回ごとにサービス料がかかります)、容量が本来の80%未満になったバッテリーを追加料金なしで交換でき、優先サポートを受けられます。盗難・紛失に対する保証の対象はiPhone、iPad、Apple Watchで、Macは含まれません。加入できるのは、新しい製品の購入時か、購入日から30日以内です。
MacのAppleCare+では何が保証されますか
AppleのAppleCare+のページは、Macのプランに次の3つを挙げています。
- 落下や水濡れなど、過失や事故による損傷に対する修理などのサービス(利用回数の制限なし)。 Appleによると、液体による損傷も、過失や事故による損傷に対する修理などのサービスの対象です。1回ごとにサービス料がかかります(下の表)。
- バッテリーの交換(追加料金なし)。 保持容量が本来の容量の80%未満になったバッテリーが対象です。
- Appleの専任スペシャリストによる優先サポート。 テキストメッセージ、Appleサポートアプリ、電話、オンラインで問い合わせられ、Apple Storeの店頭でもサポートを受けられます。
Appleによると、ほとんどのApple製品には製品購入後1年間のハードウェア製品限定保証がついていて、AppleCare+に加入するとこの製品保証が延長されます。保証対象のApple製品に同梱のケーブルと電源アダプタも保証の対象です。
修理の受け方として、Macについては配送修理(宅配業者が自宅やオフィスにMacを引き取りに来て、修理が終わるとAppleから送り返す)が挙げられています。Apple Storeや、全世界に5,000以上あるApple正規サービスプロバイダでもサービスを受けられます。
AppleCare+は盗まれたMacBookを保証しますか
保証しません。AppleのFAQは、盗難・紛失に対する保証はiPhone、iPad、Apple WatchのAppleCare+ 盗難・紛失プランに含まれているとしていて、Macはその中にありません。MacBookを盗まれた場合は、What to do if your MacBook is stolen(英語)をご覧ください。
MacBookのモデルごとのAppleCare+の料金は
Appleの日本のAppleCare+のページにある、Macの「全モデルの料金」の表です。プランは解約しない限り自動更新で、月払いか年払いを選べます。ページの見出しは「680円/月(税込)から、または6,800円/年(税込)から」としています。
| モデル | 月払い | 年払い |
|---|---|---|
| MacBook Neo | 880円 | 8,800円 |
| 13インチMacBook Air | 1,180円 | 11,800円 |
| 15インチMacBook Air | 1,380円 | 13,800円 |
| 14インチMacBook Pro(M6) | 1,880円 | 18,800円 |
| 14インチMacBook Pro(M5 Pro/M5 Max) | 2,180円 | 21,800円 |
| 16インチMacBook Pro | 2,380円 | 23,800円 |
| PROLED XDRディスプレイ搭載14インチMacBook Pro | 2,580円 | 25,800円 |
| PROLED XDRディスプレイ搭載16インチMacBook Pro | 3,180円 | 31,800円 |
Macの修理1回あたりのサービス料は
過失や事故による損傷の修理には、1回ごとにサービス料がかかります。
| 修理 | サービス料 |
|---|---|
| 画面または外部筐体の損傷 | 8,400円(税込)から12,900円(税込) |
| 液体による損傷など、過失や事故によるそのほかの損傷 | 25,800円(税込)から37,100円(税込) |
| 容量が本来の80%未満になったバッテリーの交換 | 追加料金なし |
Appleによると、修理または交換サービスを利用するごとに、サービス料が別途かかります。
AppleCare+にはいつまで加入できますか
Appleによると、AppleCare+には、Appleから新しい製品を店頭、オンライン、Apple Store Appで購入する際に加入できます。また、新しい製品の購入日から30日以内であれば、Macの「設定」アプリから申し込めます。ページの注記は、AppleCare+は保証の対象となる製品の購入日から30日以内に購入する必要があるとしています。
保証期間は、デバイスの発送日、店舗での受け取り日、デバイスが手元にある場合は購入日に始まり、いつでも解約できます。
日本で知っておきたいことは
Appleの日本のAppleCare+のページの注記から、主なものを挙げます。
- AppleCare+のプランは、Appleのハードウェア製品限定保証や、各管轄地域の消費者保護の法令にもとづく法的権利とは別に、それらに加えて提供されるものです。
- AppleCare+に定められた義務は、Apple Japan合同会社が負います。
- AppleCare+プランを購入した国以外での修理サービスは保証されません。
- デバイスを購入する際に、プランを必ず購入しなければならないわけではありません。
2026年10月30日時点で、Appleの日本のAppleCare+のページには、複数の製品をまとめて保証するAppleCare Oneの記載はありません。
加入するかどうかはどう決めますか
判断に使える数字は、Appleのページにそろっています。自分で答えてみたい問いです。
- 修理1回でいくらかかるか。 自分のモデルの年払いの料金と、起こりそうな損傷のサービス料を比べます。
- Macをどこで使うか。 落下や水濡れは、過失や事故による損傷の保証が対象とするものです。
- どのくらい使い続けるか。 プランは解約しない限り自動更新で、バッテリーの交換は容量が80%未満になったときに受けられます。
- 盗難への備えが必要か。 Macは、AppleCare+の盗難・紛失に対する保証の対象ではありません。
Failshotについて
AppleCare+はハードウェアを見守ります。Failshotは、Macのための「2つ目の層」のデバイスセキュリティ(second layer device security)です。パスワードが1つ目の層で、Failshotはその次の層です。Failshotがオンの間は、Macのロックを解除した人の写真を撮り、Proでは続けて5秒間の動画を記録します。Proでアラートをオンにすれば、Failshotは、あなたが自分だと確認しなかったロック解除をメールで知らせます。
FailshotはmacOS 14以降のMacに無料でダウンロードできます。無料で使えます。Pro では動画、メール通知、暗号化された Vault が加わります。Failshot Proは、failshot.appで7日間無料で試せます。申し込み時にカードを登録し、解約しない限り8日目に請求されます。アプリは英語版のみです。iPhone、Android、Windows版は準備中です。
よくある質問
M6搭載の新しいMacBook ProのAppleCare+はいくらですか
Appleの日本のAppleCare+のページは、14インチMacBook Pro(M6)を月払い1,880円、年払い18,800円としています。
MacBookを買ったあとでAppleCare+に加入できますか
できます。Appleによると、新しい製品の購入日から30日以内であれば、Macの「設定」アプリから申し込めます。
AppleCare+はMacの水濡れを保証しますか
保証します。Appleによると、液体による損傷は、過失や事故による損傷に対する修理などのサービスの対象です。Macのサービス料は、そのほかの損傷として25,800円(税込)から37,100円(税込)です。
AppleCare+はMacBookのバッテリーも保証しますか
保証します。保持する容量が本来の容量の80%未満になったMacのバッテリーは、追加料金なしで交換できます。
AppleCare+とAppleの製品保証は同じですか
同じではありません。Appleによると、ほとんどのApple製品には購入後1年間のハードウェア製品限定保証がついていて、AppleCare+に加入すると、この製品保証が延長され、過失や事故による損傷に対する修理や、テクニカルサポートの優先対応も受けられます。