中古のiPhone Duoを買う前に確認すること
中古のiPhone Duoを買う前に、電源を入れて売り手のApple Accountにロックされたままでないかを確かめ、「部品と修理の履歴」を見て、シリアル番号で保証状況を確認します。Appleは、アクティベーションロックで保護されている中古のiPhoneや、消去されていないiPhoneは、所有権を引き継がないよう案内しています。
要点
電源を入れます。「iPhoneは所有者にロックされています」と表示されたらアクティベーションロックがかかっているので、買いません。パスコードロック画面やホーム画面が出たら、消去されていません。目指すのは「こんにちは」の画面です。そのうえで「設定」>「一般」>「情報」で「部品と修理の履歴」を確認し、シリアル番号をcheckcoverage.apple.comに入力します。
中古のiPhone Duoのアクティベーションロックはどう確認しますか
Appleは、AppleやApple製品取扱店以外からiPhoneを買う場合、事前にデバイスが消去されていること、以前の持ち主のアカウントに紐付けられたままでないことを確認するよう案内しています。紐付けているのがアクティベーションロックです。Appleによると、アクティベーションロックが有効な間は、Apple Accountのパスワードを入力しない限り、誰も「探す」を無効にしたり、デバイスを消去したり、再アクティベートして使ったりできません。
売り手と一緒に、Appleの手順で確かめます。
- 電源を入れるか、スリープを解除します。iOS 15以降でアクティベーションロックがかかっていると、「iPhoneは所有者にロックされています」画面が表示されます。Appleは、この場合は所有権を引き継がないよう案内しています。
- パスコードロック画面やホーム画面が表示されたら、消去されていません。完全に消去してもらうまで、所有権を引き継ぎません。
- 初期設定を始めます。以前の持ち主のApple Account情報の入力を求められたら、まだ紐付けられたままです。売り手に渡して、パスワードを入力してもらいます。
- 以前の持ち主がその場にいない場合、Appleは、できるだけ早く連絡を取り、ブラウザを使ってアカウントからデバイスを削除してもらうよう案内しています。削除されるまで、所有権を引き継ぎません。
- 「こんにちは」画面が表示されれば、新しい持ち主が使える状態です。
Appleは、iPhone DuoがiOS 27.1で利用できるようになるとしています。ロックの仕組みはiPhone Duoの「探す」とアクティベーションロックにまとめています。
「部品と修理の履歴」で何がわかりますか
修理されたことがあるか、どんな部品が使われたかです。Appleによると、iOS 15.2以降では、「設定」>「一般」>「情報」と進むと、修理履歴がある場合に「部品と修理の履歴」セクションが表示されます。iPhoneを売却したり譲渡したりした場合、新しい持ち主も修理履歴を確認できます。
Appleの表では、iPhone Duoで情報を確認できる部品は6つです。バッテリー、ディスプレイ、ロジックボード、フロントカメラ、バックカメラ、Touch IDです。部品の横には次のような表示が出ることがあります。
- 純正部品: 修理はAppleの純正部品とプロセスで行われた。
- 不明: 非純正部品と交換されていた場合や、部品が正常に機能していなかった場合などに表示される。Appleによると、不明な部品があると下取り価格に影響する場合があります。
- 未確認: 以前、修理の一環としてロジックボードが交換された。Appleによると、Apple Payなど一部の機能に影響が出る可能性があります。
- 中古: 部品が過去に別のiPhoneに使われていた。
もう1つ、見ておく理由があります。Appleによると、アクティベーションロックが有効な場合、個々の部品も保護されることがあります。過去に別のデバイスで使われていた部品で、取り外しの際にアクティベーションロックで保護されていたものは、Apple製品限定保証やAppleCareプランの修理対象外になります。
保証とAppleCareはどう確認しますか
まずシリアル番号を確認します。Appleによると、シリアル番号は「設定」>「一般」>「情報」で表示され、購入時の製品パッケージのバーコードでも、EIDやIMEIとあわせて確認できます。Appleは、iPhone 14モデル以降にはIMEIが刻印されていないとしています。
シリアル番号をcheckcoverage.apple.comに入力すると、保証状況をオンラインで確認できます。自分のものになった後は、「設定」>「一般」>「AppleCareと保証」でデバイスをタップしても確認できます。
AppleのiPhone修理のページによると、Apple製品限定保証は、購入日から1年以内に発生した製造上の問題が対象で、過失や事故による損傷には適用されません。
AppleCare+は一緒に引き継げますか
場合によります。Appleによると、売り手は、AppleCareの契約番号、シリアル番号、プランの登録書、購入時のレシートと、新しい持ち主の名前、住所、メールアドレス、電話番号を用意してAppleサポートに問い合わせることで、プランを新しい持ち主に移行できる場合があります。
Appleが明記している例外があります。加入料を月払いや年払いで支払っているプランはApple Accountに紐付けられているため、新しい持ち主には移行できません。Appleの日本のAppleCareのページでは、iPhone DuoのAppleCare+ 盗難・紛失プランは月払いか年払いで、解約しない限り自動更新されるプランとして載っています。当てにする前に、売り手にどのプランかを確認します。料金はiPhone DuoのAppleCare+にまとめています。
電話番号はどう移しますか
eSIMで移します。Appleによると、iPhone DuoはeSIMを使ってアクティベートされ、物理的なSIMには対応していません。差し替えるSIMカードはありません。
AppleのeSIMの記事では、通信事業者の対応に応じて次の方法が挙げられています。
- eSIMクイック転送。 両方のiPhoneに同じApple Accountでサインインし、以前のiPhoneのロックを解除し、2台を近くに置いてBluetoothをオンにします。両方にiOS 18.4以降が必要です。新しいiPhoneで「設定」>「モバイル通信」>「モバイル通信を設定」または「eSIMを追加」をタップし、転送するプランを選びます。一覧が出ない場合は「近くのiPhoneから転送」をタップし、以前のiPhoneの画面の指示に従います。
- eSIMキャリアアクティベーション。 通信事業者がeSIMを割り当てます。
- QRコード。 通信事業者から提供されたQRコードで設定します。
Appleによると、新しいiPhoneでモバイル通信プランがアクティベートされると、以前使っていたSIMは無効になります。
渡す前に売り手がすることは
Appleの売却前のチェックリストにまとまっています。バックアップを作成し、Apple Watchのペアリングを解除し、Apple Accountからサインアウトしてから、「設定」>「一般」>「転送または[デバイス]をリセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」と進みます。Appleによると、iPhoneを消去すると「探す」とアクティベーションロックはオフになります。eSIMを搭載したデバイスを売却する場合は、デバイスとeSIMプロファイルを消去するかどうかを確認する画面で、消去する選択肢を選びます。
Appleはまた、売却、譲渡、下取りの前に「盗難デバイスの保護」をオフにするよう案内しています。よく知っている場所以外でオフにしようとすると、待機時間が始まり、経過するまでオフにできません。初めての場所で会うなら、売り手に事前に済ませておいてもらいます。
個人から買うときに気をつけることは
警察庁は、インターネットオークションやフリマサイトでのトラブルを防ぐために、次のことを勧めています。
- 取引相手の評価を十分に確認する。 現時点の高い評価だけでなく、過去の取引の評価も確認します。
- 出品画像を確認する。 メーカーのウェブサイトやカタログの写真ではなく、取引相手が撮影した写真かどうかを確かめます。
- 不具合等を確認する。 中古品の場合は、不具合、損傷、欠損品の有無や、故障の際の責任範囲を十分確認し、運営会社の補償も確認します。
- ルールに則った方法で取引する。 ルールにない取引の誘いは断り、エスクローサービスなど安全性の高い取引方法を利用します。
- 記録を残す。 出品ページのURLと画像、取引相手の情報、購入日時、代金を支払ったことがわかる資料、やりとりの記録を、取引が完了するまで保存します。
国民生活センターは、多くのフリマサービスの利用規約では、トラブルの解決は当事者間(個人間)で図ることが求められている点を理解して利用するよう呼びかけています。購入者には、疑問点を事前に出品者に質問して解消することを勧めています。トラブルになったら、まず当事者間で話し合い、解決しなければ運営事業者に補償制度や調査の協力を確認し、それでも進まなければ消費者ホットライン188で最寄りの消費生活センターに相談します。
自分のものになったら、自分のパスコード、Touch ID、「探す」で設定し直します。順番は新しいiPhone Duoの安全な設定にあります。ネットで買う場合の注意はiPhone Duoと詐欺にまとめています。
Failshotについて
中古のDuoも、消去して自分のパスコードで設定した時点から、自分のiPhoneです。パスコードが1つ目の層で、Failshotは2つ目の層です。
iPhone版のFailshotは準備中です。公開されたら、Failshotをオンにしてから、Failshotを開いたままiPhoneをロックします。画面に開いたままのFailshotにロック解除して入った人を撮影します。先行アクセスに登録すると、iPhone版の準備ができたときにメールでお知らせします。
Macでは無料で使えます(macOS 14以降)。Failshotがオンの間、Macのロックを解除した人の写真を撮り、Proでは、5秒間の動画も記録します。
よくある質問
「iPhoneは所有者にロックされています」と表示されたら
Appleによると、iOS 15以降のiPhoneがアクティベーションロックで保護されていると、電源を入れたりスリープを解除したりしたときにこの画面が表示されます。まだ誰かのApple Accountに紐付けられたままです。Appleは、所有権を引き継がないよう案内しています。
売り手がその場にいなくてもロックを外してもらえますか
できます。Appleは、以前の持ち主に連絡を取り、ブラウザを使ってアカウントからデバイスを削除してもらうよう案内しています。削除されて「こんにちは」画面が表示されるまで、受け取りません。
中古のiPhone DuoにSIMカードは必要ですか
必要ありません。Appleによると、iPhone DuoはeSIMを使ってアクティベートされ、物理的なSIMには対応していません。電話番号は、eSIMクイック転送、通信事業者によるeSIMキャリアアクティベーション、通信事業者のQRコードで移します。
画面が交換されたかどうかはわかりますか
「設定」>「一般」>「情報」で「部品と修理の履歴」を確認します。Appleは、iPhone Duoで情報を確認できる部品の1つにディスプレイを挙げていて、修理の内容に応じて純正部品、不明、中古などと表示されます。
出典
- iPhoneとiPadのアクティベーションロック, Apple サポート
- iPhoneの部品と修理サービスの履歴, Apple サポート
- iPhone、iPad、iPod touchでシリアル番号やIMEIを確認する, Apple サポート
- AppleCareプランに関する情報を調べる, Apple サポート
- AppleCareプランを移行する, Apple サポート
- iPhoneやiPadを売却、譲渡、下取りに出す前にやっておくべきこと, Apple サポート
- iPhoneの「盗難デバイスの保護」について, Apple サポート
- iPhoneでeSIMを設定する, Apple サポート
- AppleによるiPhoneの画面のサービスと修理, Apple サポート
- AppleCare+, Apple(日本)
- iPhone Duo 仕様, Apple(日本)
- オークション詐欺・フリマサイト詐欺対策, 警察庁
- 購入・出品した商品が偽物?フリマサービスのトラブルに注意, 国民生活センター, 2025年9月2日